チンギスハンと気候

Posted by aishinkakura on 12.2014 独り言(意見) 4 comments 0 trackback
 約8世紀前のモンゴル中央部の温暖で雨がちな気候が、チンギスハン(Genghis Khan)の台頭を後押しした――そう結論付ける研究結果が米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載されました。モンゴルで1100年にわたる樹木の年輪を分析したところ、チンギスハンは乾期に権力を握り、その帝国をアジア全域に拡大したのは、異例なほど良好な天候が続いていた時期だったといいます。論文では、チンギスハンが権力を握る前の時期に当たる1180~1190年にかけて、モンゴルでは深刻な干ばつが起きていましたが、帝国が拡大した1211~1225年には、異例とも言える長期間にわたってまとまった降雨がみられ、気温も温和だったとのことです。共著者の1人、ウェストバージニア大学(West Virginia University)のエイミー・ヘッスル(Amy Hessl)氏は「当時の極端な干ばつから極端な湿潤気候への推移は、人間の歴史に気候が大きな役割を果たしたことを強く示唆している」と述べ、「それが(成功の)唯一の理由ではないが、カリスマ的な指導者が混沌とした状況から出現し、軍隊を増強して権力を集中させるために理想的な条件を生んだと考えられる」と説明しています。チンギスハンは1227年に死去しましたが、彼の子孫たちは現在の北朝鮮、韓国、中国、ロシア、東欧、東南アジアやインド、中東にまで及ぶ広大な地域を支配したというのは皆様承知のとおりです。
 論文は、共に樹木の年輪を研究するヘッスル氏と、主著者のコロンビア大学(Columbia University)ラモントドハティ地球観測研究所(Lamont-Doherty Earth Observatory)のニール・ペダーソン(Neil Pederson)氏が執筆しました。
元記事:AFP BB News



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チンギスハーンと気候、興味深い論文ですね。
ちなみに、聖徳太子の予言というのをご存知ですか?
知人から聞いたものですけれど・・・。

温暖化といい、地震・津波といい、富士山噴火説といい
色んな話があり、余計に不安をあおってしまいます・・・。
2014.04.12 06:30 | URL | マメちゃんママ #JyN/eAqk [edit]
おはよう御座います。コメントありがとう御座います。

五島勉氏の『聖徳太子「未来記」』という本ですね。
読書が嫌いなので読んでいませんが内容は知っています。
五島勉氏はノストラダムスでも有名ですがこういうの得意
なのですね。
チンギスハンは矛盾があります。気候が良ければ南に攻めて
くる理由はどこにあったのかです。戦争は食料を奪うことが
目的ですから気候が良ければ食料は確保できたのではないか
と思います。

愛新覚羅

2014.04.12 07:59 | URL | aishinkakuraaira #- [edit]
「帝国をアジア全域に拡大した時期は異例に天候が良かった」
という説、面白いですね。蒙古の遊牧民は、相撲の横綱を見ても
分かる通り、みな体力に優れ、格闘がうまかったのでしょうかね。

昔の蒙古は巨大で強力だったのですが、その後は見る影もなし。
大きな文明は大河の流域にあるのだという話から考えると、
モンゴルの地には大河と海がないというのが弱点だったのでしょうか。

現在でも人口300万以下なので、昔は気候が良くなかったのなら、
人口はもっと少なかったはずで、それが凋落する原因になったのか、
でも温暖だと人口がかなり増えたのか、なんてことを思いました。
2014.04.12 09:18 | URL | ☆バーソ☆ #JyN/eAqk [edit]
おはよう御座います。コメントありがとう御座います。

蒙古帝国は凶悪で殺戮を繰り返しながらアジアを席巻したということ
ですが抵抗しない相手には以外と鷹揚だったようです。
また征服した国の文化や宗教は認めていたようですので極悪非道と
いうことでもなかったようです。
問題はやはり民族の人口が少なく征服した国の人材を利用しない
ことには帝国が成り立たなかったということでしょう。
急速に国力が衰えたのもその辺に問題があったのかも知れません。

愛新覚羅
2014.04.12 09:32 | URL | aishinkakura #- [edit]

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