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天守のエレベーターで激論 忠実な復元かバリアフリーか

Posted by aishinkakura on 03.2019 独り言(意見) 0 comments 0 trackback
名古屋城

 名古屋のシンボル・名古屋城は、昨年5月から天守への入場が禁止され、石垣が足場に覆われています。河村たかし名古屋市長が木造天守の再建を目指していますが、そこにエレベーターが設置されないことになり、障害者団体から強い反発を受けています。
 名古屋城天守は徳川家康の命で1612年に建てられ、300年以上その姿をとどめてきましたが、太平洋戦争末期の空襲で焼け落ちました。戦後、市民の寄付などによってコンクリート製で再建され、屋内外に計3基のエレベーターが取り付けられています。
 それから約60年が経ち、耐震強度不足が問題になっています。河村市長は、焼失前の天守の実測図や写真などが豊富に残ることから「寸分たがわぬ復元」を公約に掲げ、2017年の市長選で4度目の当選を果たしました。22年末の完成を目指しています。
 河村市長は昨年5月、「史実に忠実な復元のため」として新天守にエレベーターを設けないと決めました。その代替策に示したのは、移動補助ロボットやドローン、仮想現実(VR)など、まだ実用化されていないものを含む「新技術」でした。河村市長は「国宝だったものを感じられるようにするのがバリアフリー」「新技術で(少なくとも)1階まで上がれることは保証する」などと話しているそうです。
 11月17日、名古屋市中心部の街頭で、車いすの人たちが新天守にエレベーター設置を求める署名を呼びかけた。「障害者だけでなく、高齢者やベビーカーを押したお母さんも名古屋城を楽しめるように、私たちは活動しています」
「全ての人が安全に上れるのはエレベーターしかない」というのが、名古屋市の障害者団体の主張です。「木造天守にスプリンクラーや避難路はつけるのに、エレベーターは『史実に忠実でない』と設置しないのはおかしい」とも指摘しています。障害者や高齢者の円滑な移動を目指す「バリアフリー法」や、行政機関に障害者への合理的配慮を義務づける「障害者差別解消法」に反しているとして、昨年6月に市中心部で約600人(主催者発表)がデモ行進もしました。さらに1月7日には日本弁護士連合会に人権救済を申し立てました。「共生社会の実現を目指す世界の潮流に反した有害なシンボルを建てるものでしかない」などと厳しく批判し、徹底抗戦の構えだそうです。
 名古屋市は障害者の協力を得て「新技術」を実用化しようとしていますが、見通しは立っていません。市の担当者は「(市長と障害者側の)双方が歩み寄らないと解決できない。どうやって溝を埋めたらいいのか」と頭を抱えているとのことです。
 右上の写真のように木造天守の脇にエレベータータワーを立てて各階ごとに通路でつなげばいいのではないかと思うのですが?
元記事:朝日新聞デジタル



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