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マイクロプラスチック。その6割が洗濯による糸くず

Posted by aishinkakura on 17.2019 独り言(意見) 0 comments 0 trackback
マイクロプラスチック プラスチック廃棄物は、大きなプラスチック材料が壊れて段々と細かい断片に分解され、空中を漂ったり水中を流れたりするのに十分なほど小さくなります。この微粒子がマイクロプラスチックですが、我々は年間平均74000〜121000個ものマイクロプラスチックを流出させていると言われています。

 マイクロプラスチックの発生源と疑われているものは複数存在しますが、過去の研究発表では、水道水の多くに微小な合成繊維(マイクロファイバー)が含まれていることが確認されており、洗濯からの糸くずが汚染源になっていると示唆されていました。今回、それを裏付ける調査結果が『American Scientist』で発表されました。

 アメリカのペンシルベニア州立大学のプラスチック汚染の専門家であり、化学者のシェリー・メイソン博士が行った新しい調査によると、淡水(生活用水)に含まれるマイクロプラスチックの60%は合成繊維(マイクロファイバー)で、洗濯機から廃水処理場へ流れ込む洗濯用糸くずであることが判明したといいます。

 今回研究チームは、アメリカ全土の17の異なる施設から採取した90個のサンプルを収集して分析した結果、マイクロプラスチックは廃水処理場を通過していることが判明しました。平均すると、各廃水処理施設は毎日400万個以上のマイクロプラスチックをアメリカの水路に放出しているといいます。

 アメリカには15000棟ほどの廃水処理施設が継続的に稼働していますが、数十億個のマイクロプラスチック粒子が、各家庭の廃水から淡水に流れ込んでいることになります。
 廃水処理場をすり抜け、川や海に流れ込んだマイクロプラスチックは、当然海洋汚染の大きな原因となります。

 天然素材も洗浄中に繊維を排出しますが、微生物はそれらを分解できます。一方で、マイクロプラスチック繊維は生分解性ではないために、劣化するのに何世紀もかかるとも言われ、蓄積していくのみです。
 既にヨーロッパでは、マイクロプラスチックが出ない服などを開発・販売している国もありますが、遅かれ早かれ世界的規模でこうした取り組みが求められることになるでしょう。

 プラスチック公害というと真っ先にレジ袋やストローがあげられますが真犯人はもっと別にいたのですね。どうやって規制するのでしょうね。
元記事:karapaia.com





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