
韓国で起きた、まさかの事故です。
住民が駐車場から車を出そうとするも、前に二重駐車した車が止まり、出ることができません。そこで、住民は1台目の車をどかそうと、車体を押して移動させました。
そして、前に止まる2台目の車を押していました、その時、下りの傾斜で勢いがつき、車が動き出してしまいました。住民はあわてて車の前に回り込みましたが、止めることができず、結局、車の下敷きになってしまったという事故です。現場は、韓国・蔚山(ウルサン)にあるマンションの駐車場でした。
なぜ、このような事故が起きてしまったのでしょうか。
韓国では、一部の地域を除き、日本のように車の保管場所を証明する車庫証明の取得が義務づけられていません。そのため、マンションの駐車場などでは、車が空いているスペースに駐車するのが当たり前となっています。
そこで、二重駐車する車は、すぐに動かせるようにサイドブレーキをかけず、ギアもニュートラル状態で止めてあるといいます。
慢性的な駐車スペース不足で、二重駐車しなければならない状況が頻繁に発生している韓国。今回の事故も、そうした中で起きたものといえるでしょう。
韓国ドラマなんかでは主人公がさっそうと高級車を余裕ある道路に停めて鍵もかけずに降りてきますが、それはあくまでもドラマの中だけなのですね。
元記事:FNNオンライン
ブログランキングに参加しています。
宜しければクリックをお願い致します。
trackbackURL:https://twopen.blog.fc2.com/tb.php/4168-aea9986d