
JR東海、西日本、九州の3社が、東海道・山陽・九州新幹線の一部車両に設置されている「喫煙ルーム」を2024年春に廃止すると発表しています。各社は廃止の理由について、近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下などを挙げています。新幹線の喫煙ルーム廃止の発表を受けて、喫煙者だけでなく非喫煙者からも可哀そうという声があがっているようです。
喫煙者から言わすと納税額が多いのに冷遇されていると。実際、たばこの価格には国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類が含まれ、約6割を占めています。例えば1箱580円の商品なら、税負担は357.6円(61.7%)です。
知りませんでしたが、その上たばこには1本あたり約1円が国鉄負債の返済に使われているとのことです。むしろJRは喫煙者に感謝するべきではないでしょうか。
国鉄が1988年に分社民営化された際、約37.1兆円の債務はJR各社と国鉄清算事業団、新幹線保有機構に継承されましたが、国鉄清算事業団は1998年に解散。これにより約24兆円の債務が国に継承され、この返済に充てるための財源としてたばこ特別税が創設された経緯があるのだそうです。
私は禁煙して7年になりますが、今でも喫煙者の味方です。これ以上いじめないでほしいです。思えば1976年には新幹線に禁煙車がはじめて出来ました。タバコを吸わない人の方が少なかったのですよね。それが逆に喫煙車が特別になり、その車両もなくなって喫煙ルームになり、今度はそれもなくなるのですから喫煙者はたまったものではありません。
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たばこの税率はすごいです、60%以上なのですね。
国鉄の負債までたばこの税金で賄っているとは知りませんでした。
タバコを止めてもう20年近くになりますがまだまだ先進国に比べると安いですよね。
これからもたばこ税は上がっていくでしょうから喫煙者には気の毒ですが、世の中の趨勢ですしたばこを止める選択肢もありますしね。
こんにちは。コメントありがとうございます。
喫煙者でも国鉄の負債まで払っていることは知らないで
しょうね。気の毒です。
考えようによっては国は喫煙を奨励して寿命を縮めた方が
良いかもしれません。医療費負担が減って国の負担が軽く
なりますから。しかも喫煙者はそれを承知のうえで喫煙
しているのですから。
愛新覚羅
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