日本人の識字率は本当に高いのか

Posted by Two-Pen on 17.2024 独り言(意見) 0 comments 0 trackback
読み書きャ 「日本人の識字率は極めて高い」。長く共有されてきた常識の根拠が近年、揺らいでいます。戦後まもなく実施された日本人の読み書き能力に関する調査に依拠して広まった常識ですが、結果のごく一部が切り取られ定着した可能性があることが明らかになってきたからです。調査を研究する専門家は「長く共有された常識で日本人が『思考停止』していたとすれば、戦後教育に与えた影響は大きい」と指摘。識字率に関する科学的再検討が必要との見方を示しました。

 日本人の高い識字率の根拠となってきたのは、連合国軍総司令部(GHQ)の意向を受けて昭和23年に行われた調査です。結果は26年に「日本人の読み書き能力」(東京大学出版部)として公表されました。
 調査は全国の15~64歳を対象に約1万7千人が参加。全90問の90点満点で、0点(1・7%)は「かなさえ正しく読み書きできない」と評価され、これに「かなはどうにか読み書きできるが漢字はまったく読み書きできない人」を加えると計2・1%でした。約70年間、この数字が引用され、「日本人の識字率は極めて高い」との評価につながってきました。

 しかし、国立国語研究所の横山詔一教授(心理学・社会言語学)によると、近年の研究から触れられてこなかった側面が明らかになったといいます。
 調査の90問のうち記述式は25問で、残りの65問は選択式。つまり、勘で答えたとしても0点を避けられた可能性があります。0点ではない人にも識字能力が低い人が紛れていた可能性が捨てきれず、非識字者などと評価された1・7%や2・1%という数字を横山教授は「実態はもっと高かった」とみています。

 また、高得点者の評価でも、注目すべき記述が見つかっています。報告書では、90点満点を読み書き能力がある人と定義。しかし、満点は4・4%にとどまり、不注意などによるミスを考慮して補正しても6・2%にしかならないため、「『正常な社会生活を営むのにどうしても必要な文字言語を理解する能力』は決して高いとは言えない」と明記されていました。

 私も日本人の識字率は世界最高レベルと聞いていました。しかしそれはGHQの調査ではなく、江戸時代の庶民の話です。一般国民が普通に読み書きできるのは日本人くらいだったと聞いていました。
元記事:産経新聞



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